四月です

久しぶりの好天、しかも明日は雨の予報なので、
今日はお花見客でごった返すだろうなと想像して行った
井の頭公園はやっぱり人が満杯。
公園までの道は短いのに、初詣の帝釈天の参道のように
うずまった人でなかなか前進できない。
幸い地元の妹と一緒だったので、途中列を掻き分けながら
横切ってわき道に回り、そこからはスイスイ。
でも、園内は（入り口だけか？）地面いっぱいにビニールシートが敷かれ、
花見客の宴席で埋めつくされている。
そんなこんなの煩わしさでだろうか、肝心の桜にはあまり心躍らなかった。
大木なのに、花があまりたくさんついていない感じ。
ソメイヨシノの寿命は一説には６０年だとか。
実感としてはそれはあんまり短すぎるが、井の頭公園の桜はもしかして、
盛りを過ぎているのかな？

公園を出て住宅街を歩いていたら、ごつごつした幹の太い
不思議な雰囲気の大木の桜があった。
この樹に会えて、よかった！と言う感じ。
幹の太さ、深い複雑な色と模様、こぶだらけのような形。
ずいぶん年月の経った桜なのだろう。

上の方は剪定されていたが、どっしりと落ちついた樹で
花の色も鮮明できれいだった。

今日はこの桜、一本でいいやという気になっている。（玉）