2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

おこぜ

行きつけのおすし屋さんでおこぜのおさしみと唐揚げを食した。 おこぜは背びれに猛毒があるのだそうで、板前さんはペンチみたいな物で 背びれをはさんで、包丁をふるっている。 すばらしく活きのよいお魚で、包丁を入れられた瞬間羽根のように びやっと胸鰭…

薔薇

冬の薔薇を冬薔薇と書いて「ふゆそうび」と読ませる。 これは冬の季語で五文字であるところから、使いやすい。 でもいまはもう春なので、あまり使いたくない、と玉。 でも冬薔薇は冬薔薇なんだからしょうがない。春薔薇なんていわない。 唇に軽く触れたり冬…

清張

一冊百円で買った松本清張の「昭和史発掘」がおもしろくて、 全13冊のうち最初の何冊かを読んでしまった。 大正の終わりから昭和の初期のことを、まあよく調べて書いている。 いろんな陰謀が出てくるのだが、おもしろいのは、 それがどこかで見たりきいたり…

作ってます

友人の依頼で、今日は一日ほとんど縫い物をしていた。 直線縫いの座椅子カバーなので、縫うこと自体は全然難しくないが、縫う手前の、裁断に案外時間がかかる。 112センチ幅の布を三分割して、袋を3つ作り、そのうちの2枚を合わせてリバーシブルのカバーを…

対面

朝、電車から大きな富士山が見えた。 強風でよどんだものが一掃されると、こんなに近くなるものか。 実に不思議。そして、富士山が見えるということが、 いや、富士山を見たということがひとつの価値であり、自慢になるという ことの不思議。これは決して江…

春一番?

昨日は、お昼頃から一日中うちを揺らす風が吹き荒れた。 今日も明るく晴れた空の下、風はまだ、暴れている。 とはいえ、私は、昨日今日と一歩も外に出ていないので、 ほんとうのところ、冷たい風なのか暖かい風なのか分からない。 どうやら春一番らしいから…

地酒

義兄に誘われて、 「宮城県の地酒を楽しむ会」に行く。 都道府県会館という、全国各県の東京事務所が入ってるビルの大ホール。 どこで聞いてきたのか、あふれんばかりの人、人だった。 宮崎県に対抗意識を燃やしているのか、そのまんま東より若そうな知事が…

出動未遂

春未明防火服着て走りけり来た来たー!筋肉痛が来たー! ぐっすり寝てるところをたたき起こされた。火事だ、出動! 防火服はどこだ、ヘルメットはどこだ、 あたふたすること約10分、銀色の防火服に身を固めた、 ウルトラマン一匹できあがりい! 火事はどこだ…

合気

きのう、久しぶりに合気道の稽古再開。 ちゃんとしたルートで高段者の教えを受けると、 月に何千円もの月謝が必要、ときいてびびるやつがおり、 当面はその日払いで済むどこかの体育館とか柔道場でやろう、 ということになって、とにもかくにも初稽古に集ま…

吟庵 つづき

昨日の吟庵のおそばは本当に美味しかった。 キーンと硬く冷たい喉越しが、今どきの冷たい空気にぴったり。 お蕎麦の香りもいちだんと高かったような気がする。たいていおいしい吟庵でさえ、美味しさは一定という訳ではない。 食べる方の体調や心境にもよるの…

吟庵

久しぶりに玉と近所の手打ち蕎麦の店へ。 会津山都の十割蕎麦。一週あけると久しぶりという感覚になる。 つい二週間も間が空くと、全身に飢餓感がつのっている。 特大(2人前)をがつがつっと食って蕎麦湯をたっぷり飲む。 体が浄化される感じ。まだ新そば…

ヨーロピアン

仙川の安藤忠雄美術館のそばのギャラリーに友人たちと。 今日から1ヶ月間開催されるファン リウセ デ ハロさんという フランス在住のスペイン人の創作ジュエリー展に行って来た。 娘夫婦のリール時代の友人が企画して、実現したもの。 シルバーに石をあしら…

おイナリさん

首筋を零度の風が吹き抜けり 暖房が効きすぎて、暑苦しい。それでなくとも春眠を誘われる季節、 生温かい空気に背を向けて、マフラーもせず外へ出る。 この二日ほど、今年最大とかいう寒気団が来てるそうで、 冷たい風に眠気が一瞬で吹き飛ばされる。 出たつ…

チョコひとつ

聖バレンタインデーといえば大虐殺。 禁酒法下、アル・カポネの時代の話。 大虐殺はその後いたるところで行われ、いまも行われているので、 どんどん印象が薄れてゆくのは、いたしかたない。 オウムの地下鉄サリン事件からも、すでにひと昔以上経過した。 あ…

源九郎狐

いただいた招待券で、国立小劇場の文楽を観劇。 疲れていたので多分寝るだろうという予想に反して、相当おもしろかった。 演目は、超有名な『義経千本桜』なのだが…名前は知っていても 義経が頼朝に追われて都落ちする話ということくらいしか知らなかったの…

おぼろ

朦朧、おぼろ、曖昧模糊。輪郭がふやけていること。 もう老体、じゃなかった、朦朧体というのが日本画の描法の 一つの流れになったこともあるらしい。 大観とか春草らが、いまでいう空気感を画布に定着させようとして、 あえて墨による輪郭を排したそうだ。 …

長閑

川島隆太先生いわく、 「ゲームの恐ろしいところは、いくらでも多くの時間を注ぎ込めることだ」 うーむ。痛いところをつかれたものだ。 へたすると死ぬまでやってたりするからな。 あるときそのことに気づいて、先生、ゲームから足を洗ったのかも。 自分の子…

香り

三連休の中日。 玉はまだ暗いうちから房総へ菜の花摘みにお出かけ。 おととい仙台からバスでやってきた婿どのは、研究発表へ。 朝寝朝湯に昼寝昼湯を楽しんで、さてきょうはどうしよう。 まず、コーヒーの豆を挽く。豆が粉に変じてゆくときに発する香りが な…

ばたばたと

早春の始発重たい身を運ぶ 挽きながら挽かれる豆を思う春 思わせぶりというのは文章の技法なのだろうか。 技法にしては幼稚な感じもする。 技法ではなくそれが公に出来るせいいっぱい、という場合もある。 なんだかんだいってもここは開かれた場だ。 細い路…

ふたたびの

またしてもの…朝帰り。 徹マンの連チャンは身体によい訳はないが、 その後、連睡してるから…まあ、体力が若い!ということにしときましょう。 気力が甘い、知力が苦い!?自己管理力が寒いぞ!!連チャンは連荘と書くのだそうだ。 ウィキペディアによれば 連…

つなぎ

豆打ちの豆がシチューで腹の内川柳ですな。 川柳作家に同姓同名の人がいて、俳句も作るらしく ネットで検索したら、色気のある句もあったので、 すこうし興味を持ったんだけど… 写真がおばさんで、よくなかったので、興味はうせた。 なんのこっちゃい。しょ…

春一番が吹いた。 ちょうど10年前にも大きいのが吹いて、 あのときぼくは田舎から都会の盛り場に引き戻された。 今度の変わり目ではいやおうなく組織的対応をせざるを得ない。 それ自体は特に新しいことではないが、 ひとりで動くことに慣れた身には、やや気…

ぼけ

裸木を透けて落ちゆく薄陽かな 大雪のあとの快晴、と思ったら、日が暮れた後は雲がどんどん空を覆い、 ポツポツ降りだしたではないか。傘を持って出なかったので、 いそいで帰った。そしたらひとつ会合の約束をすっぽかし、 どうしたんだ、みんな待ってるよ…

雪の一日

雪の中、帝釈天の豆まき(節分会)に消防団員として出動。 関取や国会議員、タレントなどが豆入りの袋を投げ、 群衆が奪うようにそれをつかんで無病息災を願う、年中行事だ。 去年は亀田三兄弟の一人が来たのですごい人だった。 けが人や突然倒れる人などが…

再開

城南合気会新年会。なつかしい顔ぶれに再会。 今年、稽古を再開しようと思っているのだが、すでに初歩を忘れている。 二段なんですけどォ、なんて口が裂けてもいえない。 5級からはじめて、4、3、2、1、ときて初段なのだが、 昇級審査は半年に1回しか…

変化

星占いのシリーズを、もう四半世紀もつくってきた。 今年、というか、去年の10月に出した最新版で、 初めて異変が起きた。 これまでずっと、うお座の本がぶっちぎりのトップだったのに、 なぜかやぎ座がその座を奪ってしまったのだ。 しかも、やぎ座のつぎが…