ぼけ

裸木を透けて落ちゆく薄陽かな
大雪のあとの快晴、と思ったら、日が暮れた後は雲がどんどん空を覆い、
ポツポツ降りだしたではないか。傘を持って出なかったので、
いそいで帰った。そしたらひとつ会合の約束をすっぽかし、
どうしたんだ、みんな待ってるよーと携帯に。
しまった、へたこいた、もうしわけない、次回の払いみんな持つわ、
などと平謝りして、家でビール。
一句考えとる間に一つなにか忘れとるんちゃうか?
そなことあらへんとおもうんやが。
へたれ句なんぞ、ぼけの代償とはならんぞ。しっかりせえ。へえ。
まったくもって、自問自答つうか、自分でばんばんもええかげんにさらせ。
それでのうても我田引水自画自賛。我田いんすいまみれの自画じーさん、
なんやから。ってなんのこっちゃ。 (しょっち)


なんのこっちゃ!
私も今日、大きなポカ(ボケより多少元気いい)をやっちゃいました。
ところで、今日は立春です。
裸木にも近づいてみると、小さな葉っぱの芽吹きが見えるはず。
立て!ボケたる者よ!!
春立ちて7ページ目の日記かな  (玉)