変化

星占いのシリーズを、もう四半世紀もつくってきた。
今年、というか、去年の10月に出した最新版で、
初めて異変が起きた。
これまでずっと、うお座の本がぶっちぎりのトップだったのに、
なぜかやぎ座がその座を奪ってしまったのだ。
しかも、やぎ座のつぎがおとめ座、三位がおうし座と、
地象(火・地・風・水のうちの地)の星座が売れ行きの上位を占め、
うお座は四位に甘んじている。
確かに今年、木星がやぎ座に入り、
12年に一度という強運をもたらすことになっている。
その恩恵が、おとめ座とおうし座に及ぶことも確かだ。
だからといって、いままでどの星座も、そのような状態にあっても、
セールスでうお座を抜くことがなかった。
不動のトップの座が、交代したのはなぜか?
占星術的大問題。
おそらくこういうことは、占星術師にも解けないというか、
そういうデータ・情報を知る立場にないだろうから、
問題とする意識すらもちえないだろう。
やぎ座は「仕事」や「社会」と密接に結びついている。
やぎ座の人は、今年は仕事運が特別いいぞ、と告げられたので、
お守り代わりに買ってくれたのだろうか?
いて座の人は、一昨年から去年にかけて強い運勢をもっていたのだが、
同じように告げられても「そんなことわかってるわよ」と、
お守り代わりに買ってくれる人がやや少なかった……そういうこと?
まあ、全体として、火の星座(おひつじ、しし、いて)は強いので、
あまり占いに頼ったりしない傾向があるのだが。
いやあ、まあ、長いことやってると、いろいろありますな。
そういえば、ぼくは小さい頃、やぎの乳をよく飲んでいた。
ただではなかった。すぐ前の家でやぎを飼っていて、
牛乳瓶一本分10円で飲ませてくれたのだ。どうでもいい話だけど。
如月や牛乳一本飲みきれず (しょっち)


今年は、山羊座の人が強い運勢らしい。
星座の中でも山羊座、牡牛座というのは好きな星座だ。
(乙女座さんは地の星座でも12星座中、なぜか一番苦手)
あと好きなのは、水瓶、双子、天秤ってところかな。
(これはどれも風の星座らしい。風好き!?)
自分の周りの実在の人に当てはめているわけでもないだろうが、
相性だとか、ウマがあうとか、多少はあるかもしれない。
私は自分の星座である、ししがあまり好きではないが、
おひつじ、いての人とは付き合いやすく、普通に仲良しな気がするし、
うお、さそりの人は私に甘ったれる気がするし。
火と風が男星座で、地と水が女星座ということなので、
うちんちは娘一家、息子夫婦も入れて総勢8人、
しょっち以外はみんな男星座なんだあ!!

春近し占星術ってなんなのよ   はは… 

星の言う一期一会や春隣り  (玉)