時差ぼけ中

ykanon52132006-07-07

星の見えない七夕の夜空を見上げて、リールの三人のことを思い出しています。
考えたら誕生からまだひと月も経っていないのだから、折り合いをつける?ペースを掴むべく、それぞれに奮闘中というところでしょう。どうしても、二人だけのときとは違っていろいろと無理をしなければいけないことも多くあるわけだから、できるだけ休める時は休んで、無理をせず(どっちや!?)やっていけますように。

私はこちらに戻って5日。まだ、なんとなくリール時間で一日が動いている感じ。
戻った時の不思議な対応に比べて、一番早く元通りになったのは猫のレオンかもしれません。
戻ってすぐは私の呼びかけを無視して、しょっちや息子の方につっと寄り添っていったレオン。
二人に「あ、忘れられちゃってる!」と笑われたものですが、寝る頃には渡仏以前のように、私の枕元にべったり。
翌日は私の手から、このところ残しがちだったらしい缶詰の餌を三度とも完食しました。
「すねた」という訳でもないでしょうが、ほんとに少し忘れていたのをだんだん思い出したというところかな。

 


息子が8ヶ月の時、私がひと月入院して戻って来て再会したときのこと。
全然人見知りをしない、誰がだっこしても泣かないと言われていた息子が私の顔をみて、え〜んとべそをかいたのです。
誰だったか見ていた家族から「あ、忘れちゃったんだ」と言われてしまいましたが…
私はそのとき反対に、「この子は、私がわかって泣いたんだ」と確信したのを覚えています。
「ずっといなかったじゃないか!なんでなの?どこ行ってたの?さびしかったよお」と、私の不在を感じていたというか、言葉にすればそんなところ。
でも、そういうことは大人でも言葉で言わないに違いなく、そういう複雑な感情がぽろっと涙になったり、怒りになったり、すねたような行動になったり。
8ヶ月の息子が私を見ながらちょっと泣いたその表情は、今でも忘れられません。


レオンはやはり少し痩せていました。
それに少しおじいさん顔になっていた。
おじいさん顔と言えば、先日会った妹に「お姉ちゃん、おばあさん顔になっとるよ」と言われてしまいました!(玉)