感慨走り書き三つ

わたわた。
あっという間に2月も終わりそうだ。
すごく忙しいという訳でもないのに、毎日飛ぶように過ぎていく。
書いておこうと思っていたことも多々あったのに…
その一つずつの印象がどんどんうすれていってしまうなあ。


「それボク」を観たのは2週間前のことか。
そもそも痴漢冤罪を他人事とは思えないしょっちとは(単に男という意味で)
ちょっと違う感想をもった。
しょっちほどは、主人公と一体になっていないというのが大きな違いかな。
1本の映画として、破綻なく上手にできていたと思う。
(これは、「ゆれる」の決定的な不自然さと好対照)
ある意味勧善懲悪、なのにハッピーエンドではない、
ゆえに判官贔屓の日本人の心を掴む、つまり単純に分かりやすいから、
ヒット間違いなし、と、こういう構図になる。
しかも、単純に、と書いたが出演者個々の人物像が、
ちょっとした「こわざ」で、案外あつみを持って描かれているので
「勧善懲悪」はこの映画上の役割のせい、ということがうかがえて、
主役を変えれば「善と悪」が入れ替わりうるということまで、
映画の途中でもちゃんと感じ取れるようになっているのは、
監督の頭?バランスの良さのなせるわざだろうか。
と、細かいことは忘れちゃったので、こういう荒っぽい感想になっちゃいました。


『縄文のメデューサ』の田中基さんのことも結婚する前から知っていた方で、
本の出版はとても感慨深い。
「もとい」さんは、しょっちと同じ愛すべきアニマル人類族です。
と、細かい感慨は薄れてしまったので、荒っぽい認識だけ記しておきましょう。


先週の土曜日は「アンサンブル山葵」の演奏会にも行ったのでした。
マチュアらしい熱さとアマチュアとは思えない技と
プロの演奏会には絶対にない、演奏者会場込みの一体感と…
(これもちょい荒っぽい括り方?)
とてもよい時間を過ごさせていただいた。
「山葵」のみなさん、ありがとう。(玉)

ドボルザークの曲がよかったね、なんちて。ブラームスでは少し寝てもうた。
チェロが気持ちよくスウィングしてました。(しょっち)