二日なり

一日一句、なんてね。
三日坊主に終わるでしょうね。
でもまだ二日目だから、きょうが絶調かも。
だんだんよく鳴る法華の太鼓、と寅さんもいってた。
毎日五分、集中すれば下手なりにつくれるかもしれない。
とはいっても仕事が始まっちゃうとその余裕がね。
とりあえず暮れに百円ショップで買ったあれ、あれで一句。
正月や湯にヒマラヤの塩を撒く
おっ、玉は「一分あればつくれる」と豪語した。
玉はこのところ俳句漬けで、俳句頭になってるらしい。
負けてもともと、だ(弱気)。
 (玉注:今日は一族が集まったので、一日忙しく「作ったか?」
  と言われたのが、2日の11時59分。そんで、1分あれば作れるわい!
  と言うた、のじゃわ。俳句頭ではなくて、俳句管理頭なので…超弱気。
  んでもって…黒猫の小庭横切る二日かな)


今年最初の読書は本棚の隅に隠れていた山田正紀の『宿命の女』になった。
主人公の一人称(「私」)で終始する伝奇サスペンス。
作者はストーリーを進めるのと「私」を翻弄するのを同時にやっていた。
まあ、なんとかうまくまとめてたが、あざといといえばあざとい。
小説というのはほんとに難しい。(しょっち)