知情意体ですか!

生まれて間もない赤ちゃんを見ていると、身体の快不快が、
まっすぐココロに作用していることが本当によく分かる。

お腹が空いてふんぎゃあふんぎゃあ泣いて、オッパイ飲んだら、ご機嫌。
お腹よじってむぎゅむぎゅ唸って、うんちが出たら、ニコっ。
お風呂に入って、くうーっ、気持ち良さそうにご機嫌(お風呂好きってことか)。


大人でも体調が悪い時に、笑っているのは難しいけれど、
よほどの耐えられない痛さ苦しさ以外、泣き叫びはしない。
我慢だとか慣れだとかで、ごまかすというか、しのげるというか。
もちろん泣く以外の訴える方法(言葉)を身につけていくから
というのもあるけれど。


生まれてひと月の長男の長男を2時間みてて、二つのことが頭をよぎった。

一つは単純に、大人になると快に対しても抑制がきいてきちゃうんだな。
美味しいこと気持ちいいことに対して、もっとストレートに喜んでもいいな。
身体はもっともっと喜んでいるわあ。


二つ目。
体調が悪い時にご機嫌でいられる術があるだろうか。
自己コントロール、精神力を鍛えるみたいなことだとすると、
どの部分をどう鍛えればいいのだろう。
頭か心か、はたまた、悪い体調に鞭打って身体か!? 

体調の悪さを自覚しなければ…ご機嫌でいられる!
というのは、ご機嫌偏重の本末転倒だから、問題外として。
常日頃、バランスよく文武両道、すべてを鍛えておけばよいに
決まっているけどね。
「回りに迷惑をかけない」という観点から、
体調が悪い時にもご機嫌でいられるようになっておく為の、
どこかに、鍛えどころが必ずあるような。

さて、「知情意」を鍛えることのできる「意識」とすると、
「身体」は、鍛えることのできる「無意識」?
なあんて、また、どっちに走るのーっ!? (玉)