再発

信じらんないことが起きる。
痛風発作の再発。あまりにも早すぎる。
油断というか、甘く見たというか、喉元過ぐるくんというか、
尿酸値が高いのは変わっていなかったのだろう。
それを、痛みが消えたら治ったものとカンチガイして、
以前と変わらぬ生活に戻ってしまった。
激痛で、また二日、会社を休む。
窓の外は雨、雨が降ってる〜
物語の終わりに、こんな雨の日、
似合いすぎてる〜
物語の名は痛風。終わってなかった。
こんなぼくちんをおいてキミは、
瑠璃の光の元へと旅立っていった…。
家でごろごろしてると、あっというまに日が暮れる。
一年でいちばん長い日も、梅雨空の下では
最初から夕暮れみたいなものだし。
また痛風がらみでいろいろ検索してみた。
すると、尿酸という物質は、ビタミンCなどより
遥かに強力な抗酸化物質であるとの情報。
なるほど、なるほど。やはり両刃の剣か。
見た目が若い(抗酸化=抗老化)ということは、
即、痛風予備軍であるということやもしれぬなあ。
さて、テーブルの上に放り出してあった文庫本、
『室町お伽草子』(山田風太郎)を読みはじめたら、
めっぽうおもしろくて止まらなくなってしまった。
バサラ、バサラの世界へとしばし。(しょっち)