ところてん

夢のような2年間。
そろそろ終わりに近づいている。
次の2年はどんなかな。
ところてんみたいに、後ろから押されてる感じ。
つうことは、筒から押し出されてばあっと出てからが、
自由ってことか。ところてんがところてんになる。
いまはまだ、四角い筒に閉じ込められた、寒天状のかたまり。
まてよ、人生の数十年がその筒の中だとしたら、
ところてんとして生まれるのは死後ということか。
この世とあの世の比喩として、これはいかがなものか。
案外正確な比喩だったりして。(しょっち)