うずくまる

ykanon52132006-05-12

躑躅のなぞも早速ネットで解決。毒性のあるつつじがあるらしい。

http://www.geocities.jp/takeshifumio/tsutsuzi.htm による。

 漢字名”躑躅”の由来は、中国で毒性のあるツツジを羊が誤って
 食べたところ、足ぶみしてもがき、うずくまってしまったと伝えられ
 ています。
 このようになることを躑躅(てきちょく)と言う漢字で表しています。
 従って、中国ではツツジの名に躑躅を当て、日本へもその中国で
 使われていた名称「躑躅」が入って、つつじと読むようになったと
 考えられています。


子どもの頃、つつじの花を次々につまんでそれはそれはたくさん蜜を吸ったものだが、
じわじわとゆるやかにその頃の毒が身体に回り、今の私、案外軽度の
躑躅(てきちょく)状態かもな。
もがき苦しんではいないが、その場足踏みってとこ。
躑躅状態のもう一つの大きな要素が「うずくまる」だとすると、また、別の考えが…


そもそも自分の力だけでことが動いていると思わないたち、
物事がうまく進むも進まないもほとんどのことはいろんな力が
絡まってのことと思っている。
うまく回っている時は、流れにのってそのまま進めるので、
もてる力をまっすぐ出していればいいだけのことだが、
ひとたび順調に進捗しなくなったとき…
自分でなんとかできる場合と自分ではなんともできない場合とあって、
その見極めがとても大切なんだと思う。
どんなにもがいてもどうしようもない時、動けば動くほど縺れた糸が
複雑に絡まりかねない時。
そんな時はその場にうずくまってしまえばよいのではないだろうか。
うずくまっていると体勢が低いので、いろんなことが上を通り過ぎていく。
その間に一種の休息、力を蓄えておけなくもない。
ずるいみたいだが、いわゆるピーターの法則創造的無能の演出とも言える。

「いやあ、最近、ちょっと躑躅(てきちょく)状態なんですよ」
とか言っちゃって、人には進退窮まって足踏み状態なんだなと思っていただき、
自分は頭を低くして休息する、なんてなかなか知恵ある方法ではないかしら。
うずくまりっぱなしになってしまうと、そこからまた違う方向にいってしまうけれど。

昨日の写真のような丸く成形された(ほとんどつつじはなぜかこの形。
自然にしといてもそうなるのだろうか)たくさんの躑躅は確かに、
ちょっと羊の群れのように見える。
真っ白な躑躅だと、もっとそう見えるだろう。

猫くんもうずくまって眠るの上手です。
ダレてねるのも超得意ですけど。
再登場のポアロくん、頭に葉っぱをのっけて、「うずくまる」について、
深く静かに思考中。
と、執筆中!(玉)