ザ・ヒットパレード

「ザ・ヒットパレード」。さきほどの二時間番組。
こういうの、悔しいけど涙が止まらなくなっちゃう。
「三丁目の夕陽」も、見れば似たような気持ちになるのだろうか。
でもあっちは見る気になれず、こっちは見てしまった。まだ半分だけど。
演歌生まれが和製ポップス育ちになったのは、
要するにこの番組のせい（おかげ）だった。
そういえばプレスリーやビートルズの入る隙間がなかったなあ。
全部和製ポップス。そのあとＧＳとジャズと、
そうだ、ニュー演歌（森進一や青江三奈）ときて、それからだ。
てゆーか、宝島の編集部でビートルズやロックの洗礼を受けた、
といったほうがいいかもしれない。
…なんて、しばし音楽的回想にふけり、いま「五月のバラ」を
覚えるために聴く。さっきまでレオンが激しく鳴いていた。
鳴くというより吠えるという感じ。吠えまくるレオン。
吠えるは口扁に犬だが、レオンが吠えると口扁に猫って感じだ。
静かに夜がふけてゆきます。（しょっち）