怒涛のはじまり〜?

いやはや南友、もりだくさんな旅であったことよ。
順に書いてゆくと終わりそうにないのでかいつまむことにしたい。
まず、玉のレポートにもあったが、モエレ沼公園の「海の噴水」。
これはすごかった。噴水なんて、と馬鹿にしてはいけない。
予備知識なく見たのでよけいに印象が強烈だったのかもしれないが。
直径30〜40メートルほどの、円形のすりばち状空間。
中心にもうひとつ、直径数メートルの小さなすりばちがある。
これが40分以上にわたる噴水ショーの舞台だ。
観客はその大きなすりばちを囲むように、縁(ふち)の鉄パイプに沿って、
立ったりコンクリに横坐りしたりしながら、
何が起こるか、と中を覗き込んでいる。
ショーの開始直後、中央からものすごい水量の水柱が立った。
30メートル近く噴き上げられただろうか。
それは「怒涛」だった。放り上げられた大量の水がすさまじい勢いで、
次から次へと落下してくる。
以前、大型台風が本州に接近してきたとき、たまたま家族で伊豆・下田に
遊びに行っていた。台風が近づいたときの海が見たいと思って、
タクシーに乗り込み、伊豆半島の先端・石廊崎(いろうざき)に行ってもらった。
行ける所までいって、しばらく荒れ狂う海を家族四人で呆けたように見ていた。
あの海を思いだしてしまった。見る者がたじたじとなるほどの、
圧倒的な水の量と勢い。
そこから噴水は、徐々に鎮まり、「海底火山の噴火」へと移行する。
これがまたすごい。噴き上げながら渦を巻き、
中央の小さなすりばちから水があふれ、大きなすりばちを埋めてゆく。
水が観客の目の下まで押し寄せるのに、いったい何分かかったろうか。
この時間は、原始の地球に「海」ができる長大な時間のミニチュア体験版だ。
ああもう会社にいかなきゃ。海の噴水のことすら満足に書ききれなかった。
ではまた。(しょっち)


昨日、今日と町会の盆踊りがあるので、消防団員のしょ氏は交通整理、
私は踊り手にかり出されています。
盆踊りと言えば、いまやママの(ふ)ちゃんは子どもの頃、大の盆踊り好き。
まあちゃんも好きになるのかな?
今から、行かなきゃ。なかなか北海道が続かない。
では、また。(玉)