一に富士

ykanon52132008-01-06

夕方、柴又帝釈天にお参り。
寅さん記念館から江戸川土手あたりで、ちょうど赤い夕焼け空に、富士山が「影富士」として黒く浮かび上がっているのを目撃。
しばらく見とれていた。
帝釈様の参道は、六日ともなるとさすがにすいていた。
塩昆布を買って、かなん亭で食事。
さて、よく晴れた、いい正月だった。
ここ数十年でもっとも酒の消費量の少ない正月だった、と思う。
それでも鼻が赤い。いかにも酒びたりって感じで、不気味。
積年の不摂生がたたっているのだろうとは思うが、
ぼくなど比較にならないほどの呑み助もいるので、
単に体質とか肝臓の強さの問題なのかもしれない。
初富士を寅さんの地で拝みけり
怒涛のごとき2008年が始まったというのに、俳句のなんと脱力的なこと。
ま、それはともかく、今年還暦を迎える友人がたくさんいる。
みんな、どんな顔して60歳になるんだろう。興味津々。(しょっち)


「初富士」というのは、元旦に見る富士山のことらしいよ。
ま、いっか!
「なんと脱力会」の俳句だから。
二人行初富士近くありにけり

全く期待していなかったので、寅さん記念館の屋上めいたところから
あんなに大きい富士山がはっきり見えるなんて、感激。
元旦から、「富士山の近くに行こうよ」としきりに言っていたのが
叶ったという訳。
まあちゃんにも会えたし、よいお正月でした。(玉)