ご対面

ykanon52132008-01-20

年越しの髪千円で刈りにけり
千円床屋は近所に二、三軒できたが、行列の出来てるところと、
閑散としてるところがあって、やはり安けりゃいいってものでは
ないみたい。いちおう腕のいいと思われるほうに行ったら、
7、8人が順番待ちしていた。椅子が埋まっている。
そこで古本屋を覗き、キッチャ店に入って、買った本を読みつつ、
しばらく時を過ごしてから再訪。まだ数人並んでいたが、
千円札をカードに交換して、最後尾に腰を下ろす。
ひとり片付くと、席がひとつ横にずれてゆく。
男ひとりと女ふたりの三人で刈っている。いずれも若い。インターン
剃刀は使わず洗髪もしないので、回転は速い。
こうしてほどなく自分の番となり、久しぶりに大鏡に映る自分と対面。
なんだかんだいっても確実に白髪は増え、顔のシミも増えている。
長いこと正視したくないので目を閉じる。
耳もとでハサミがシャキシャキしだすと、つい眠くなるが、
なにせ千円、回転勝負の床屋さんだ。客を一眠りさせる余裕はない。
傾きかける頭はすぐピンと立てられ、そうこうしてるうちに、
「はい、いかがですか。よろしかったですか。では次の方どうぞ」
と、送り出されてしまう。
風邪引かないように、マフラーをぐるぐる首に巻いて、
自転車に飛び乗った。(しょっち)


風邪、ひいちゃったのか、早くも花粉症発症なのか。
洟垂れおばさんです。
何年か前に『洟を垂らした神』というすばらしい小説がありましたが…
鼻の中も外も痛いです。
配置薬の風邪薬を飲んだけど、全然効かない。
だんだん、頭も痛くなってきました。
久しぶりの体調不良です。
久しぶりに届いたまあちゃんの元気な写真見ながら、
早く寝よっと。
シャベル跳ねほほ真っ赤っかの雪童  (玉)